「アンデスのひびき」の軌跡 (1985~2007)

 「アンデスのひびき」は1986年、一麦福祉会「ワークスみぎわ」の前身が障害をもつ人たちの授産施設を開設するにあたり、広報活動として前年の1985年から埼玉県加須市内で実施したもので、好評を得て2回、3回……と開かれるようになりました。音楽を楽しみ、みぎわの活動を支援してくださる方々や地域の方々に見てもらえる、社会に開かれた「場」にしていこうと、ほぼ毎年実施するうち23年間に29回を数えましたが、2007年9月をもって終了しました。
 私が1987年から福祉会の運営に参画しこの行事を預かってからは、「音楽を人集めの道具にしない」という考え方をお願いしてきました。無料のコンサートも、みぎわの利用者たちが作った木工品の展示即売も、等しく楽しんでいただくこと、それが長い間続けてこられた理由ではないかと思っています。
 この行事を楽しみにしてくださったお客様、ステージや舞台裏に関わってくれた多くの音楽仲間たちに感謝しつつ、23年間の記録と記念のため、プログラムのデータを保存することといたしました。(小林隆雄)
第1回〜第29回のプログラム全データ >> 
 

 「アンデスのひびき」の事業の黎明期は、埼玉県北部のフォルクローレ仲間はたいへん少なく、東京、千葉、神奈川、新潟の友人にも声をかけて支えていただきました。その後解散してしまったグループや、引退や物故された仲間もいます。それだけに往時の記録を残しておきたいのですが、もしお名前等の削除を望まれる場合はご一報ください。楽曲データのみ記録させていただきます。

 「アンデスのひびき」の終了後の2009年に行った「フォルクローレ・フェスティバル」(主催/チャカレーラ塾)の記録を、こちらのページでごらんいただけます。>>



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