大内慎二 1957年 1979年 1980年 1983年 1983年 1985年 2000年 |
福島県岳温泉に生まれる。 大学在学中に岐阜県「高峰楽器製作所」、ブランド名「タカミネ」にて、ギター製作の基本を学ぶ。 ギター製作家・中出敏彦に師事し修行(内弟子)。 ※中出敏彦の父・阪蔵氏は日本のバイオリン製作家の草分け、宮本金八氏の弟子である。 故郷の岳温泉に戻り、ギター製作者として独立。 岳伝統こけし二代目工人・大内一次のもとで四代目工人として修行。 佐久間芳雄のもとで木地挽き修行。現在に至る。 バイオリン製作を始める。 |
Guitarra
1980年(習作)
弦長 : 650mm 糸巻きのピッチ : 39mm ※ ボディー:アッパー・ボウツ : 278mm ウェスト : 240mm ロウアー・ボウツ : 368mm ボディー・デプス : 95mm.〜102mm ニス : カシュー
※糸巻きのピッチは一般的には35mm.が多いのですが、中出敏彦師の師、E.&アグアドをモデルにして、39mm.にしました。
1985年
材料:トップ : 松 材料:サイド&バック : オバンコール 弦長 : 650mm 糸巻きのピッチ : 35mm ボディー:アッパー・ボウツ : 278mm ウェスト : 240mm ロウアー・ボウツ : 368mm ボディー・デプス : 95mm.〜102mm ニス:サイド&バック : オレンジ・セラック ニス:トップ パール・セラック
初期の1983年作品を、当時ボリビア在住のフォルクローレギタリスト木下尊惇さん(ボリビアのグループ“ルス・デル・アンデ”のリーダー)が、修理を重ねながら13年間愛用してくれました。現在手元にある作品は上の写真以外にはありませんが、スパニッシュ・ギタリスト小林智詠さんが10代の頃に弾いていた “Chieiモデル ・1994年”を、Web上でご覧いただくことができます。 >>>
Violin
2002年 「いるかさん」
フレンチ・スタイル
アッパー・ボウツ : 170mm ウェスト : 110mm ロウアー・ボウツ : 210mm ニス : セラック・ニス(レッド)
+アルファ
バイオリン型は、中出敏彦先生からいただいたものです。
敏彦先生も若い時分にはギター、バイオリン両方製作していました。
●大内ギター・大内バイオリンのお知らせ●
2009年9月現在、ギター、バイオリンの製作を休止いたしております。