智詠が抜けてしまったため、
 フーマは最初の2人に戻ってしまいました。
 しかし2009年春、
 アルパ奏者・田子亜希子が加わり、トリオで復活。
 これまで長期にわたって広く深く愛聴してきた
 ラテンアメリカ各地の様々な音楽、
 中南米の素敵なフォルクローレを、
 自分たちの音でなんとか表現してみたいと
 あらためて意欲を燃やしています。
 (サンティアーゴ・デル・エステーロの音楽は
  相変わらず“チャカレーラを踊ろう”として
  仕掛け続けています。)





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 2009.5


2009年春、結成31周年にして新生フーマで活動再開。歳をとるごとに力量が落ちていくのを実感するのですが、楽しく音楽することを信条に続けていこうと思っています。
ヨーコ、アキコ、タカオのトリオが基本編成。ときどき“中南米音楽フーマ”と名乗ったりします。
智詠がようやく戻ってきてくれましたが、自分の演奏が忙しいのでスペシャル非常勤ということに……。    

メンバーは、小林洋子(ギター・歌) 田子亜希子(アルパ)小林隆雄(特殊効果?)。たまに非常勤がいるときには下右のような演目も組めるので、ありがたいです。

 2009.11


2009年11月23日、ソロ・コンサートを行いました。これまでにも依頼をお受けして何度かソロ・コンサートを行っていますが、完全自主企画は初めて……新生フーマの良い記念になりました。
会場を提供してくださった「ことり園」は、特定非営利活動法人「あかり」が運営する、障がいをもつ乳幼児の皆さんのデイサービス・クラスの建物。(「あかり」さんは、「ホットハート・コンサート」「ホットハート・フェスティバル」を毎年開催しています。) いつも親しくしてくださっている方々に「ことり園」の子供たちも混じって、にぎやかな90分でした。
思いがけない子供たちの大変な盛り上がりと声援には、とても元気づけられました。幼い子供たちがこんなに聞きにきてくれるとは想定していなかったので、隆雄のいつもの(評判の)長講釈もタジタジ……なのに自分で微笑ましくなるという、不思議な体験をしました。

前半はベネズエラ音楽を5曲、後半はエクアドル・ボリビア・アルゼンチン・パラグアイの音楽を5曲演奏しました。ベネズエラの音楽は以前から好きだったのですが、30年前のコンサートで自作の日本語詞で歌った「あなたの影になりたい」と「星の涙」の、新アレンジでの再演には、感慨深いものがありました。
パラグアイのアルパ、ベネズエラのクアトロ、バイオリンや笛や打楽器、そんな編成でを歌うなどということが実現するとは思っていませんでしたが、なにより子供たちの声援(ウケ?)に励まされて、さらに充実させていこうと考えました。

ところで、アルゼンチンのサンバでは隆雄が4小節“バイオリンの弾き語り”をしたのですが、だれからも感想をお聞きすることができませんでした。下手だったのか、この行動の意味が分からなかっただけなのか……とにかくこの初挑戦は、自分にはとても大きな意味がありまして。(『アルゼンチン・フォルクローレのレコード三昧 <7>進化する演奏家』をお読みいただけるとうれしいのですが>> )


 2010.5


2010年5月3日、川口緑化センター「樹里安」で、日程の都合がついた智詠も加え久々に4人編成のフーマで演奏しました。40分ほどのプログラム×午前・午後の2ステージでしたが、緑化フェアに訪れた大勢のお客様が足を止め、最後まで熱心に聴いてくださったのに感動しました。観客のエールのありがたさ、すばらしさを実感! この日の智詠のギターがまた冴えていて、一緒に演奏しながらつい聴きほれてしまいました。

続く5月29日、「ことり園」のすてきなスペースをお借りして2度目のコンサート。メキシコ民謡「シェリト・リンド」から始まり、プログラムの半分以上が新曲でしたが、自分たちのスタイルがしっくりまとまってきた充実感を味わえました。
なにより楽しかったのは会場の皆さんにチャカレーラとガートを踊っていただいたことです。踊っているときの皆さんの笑顔、最高です! そしてケーナやチャランゴで合奏してくださったフォルクローレ仲間の方々に感謝です! (Yoko)



 2010.9


2010年9月23日、一麦福祉会25周年記念「みんなのひろば」で演奏しました。会場は、加須市(旧大利根町)「アスタホール」。
今年25周年を迎えた「一麦福祉会」はワークスみぎわを運営する社会福祉法人、フーマにとっても多くのフォルクローレファンにとっても、想い出深いところです。2008年まで開催されていた「アンデスのひびき」は、皆さんの記憶にも新しいことでしょう。現フーマのトリオメンバーが初めて出会ったのも、数年前の「アンデスのひびき in アスタホール」でした!
そんな縁深い一麦福祉会のおめでたい瞬間に居合わせ演奏できたことは、何とも感慨深く、感謝の気持ちいっぱいの一日でした。「みんなのひろば」では、木工品販売ありゲームコーナーあり、とっても賑やか。ステージでの演奏が始まると、お客様のヴォルテージも最高潮♪

1部は、フーマトリオ:Yoko,Akiko,Takao に、Chiei も参加のフルバージョン。そしてナント! 親交の深い Foomin y Azuquita こと佐藤哲夫さん・ふみかさんと、萩原茂さん(皆さんアルゼンチン・フォルクローレを踊るダンサ・エレンシアの方々です)も駆けつけて、サンバとガートを踊ってくださいました。続いてミニ・チャカレーラ塾も開催!Takao&Yoko 率いるチャカレーラ隊の、まるでフィナーレのような盛り上がりに、ステージ上の Chiei & Akiko は押されっぱなしでした♪
2部は、フーマトリオから始まり、Chiei が加わり、さらに音楽仲間の桑原則子さん&林俊和さんが加わり……と、フーマ拡大版にてお届けしました。大人数で演奏できる喜びを感じつつ、トリオでの安心感も強く意識することができました。お客様にもそんな気持を感じていただけたことと思います。
そしてフィナーレは「コーヒールンバ」♪お客様、スタッフ、一緒になって、タイコたたいたり踊ったり……。賑やかに楽しく、みんな笑顔で幕を閉じました。たくさんのお客様、一麦福祉会の皆様、本当にありがとうございました。(Akiko)






 2010.10〜11


10月31日伊勢谷トマトハウス・コンサート、11月4日羽川いきいきふれあい事業でのコンサート、11月23日には「ことり園」での3度目の自主コンサートと、フーマとしてはこれまでになく多忙な日程となりました。Akikoの故郷の小山市羽川では、お客さまや役員さんのお兄さんお姉さん方…Takaoを基準に見たら…が「チャカレーラを踊ろう〜だれでも踊れるチャカレーラ」に参加、楽しそうに踊ってくださいました。ことり園ではもちろんのことです。水戸と戸田から下河辺としこさんと萩原しげるさんが駆けつけ、踊りに演奏に加わってくださいました。お客様もほとんど全員が踊りの輪の中に。まるでチャカレーラを踊る時間がメインだったようなコンサート……。ついでにYokoとTakaoが踊ったのは、Akikoのアルパ・ソロのサンバ(ボンボ・としこさん)でした。これは本場でも稀なスタイルじゃないかと密かに悦に入っています。
さて2011年は、頭の中にいつも鳴っているサウンド(幻聴?)をなんとか形にしてみたいと思っているのですが。(Takao)



「チャカレーラを踊ろう〜だれでも踊れるチャカレーラ」とは何かというと……>>


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