今年は記録を怠らないようにしようと思っています。
 2015年の最初のニュースは、アルパ・田子亜希子が、
 全日本公認スキー連盟の指導員検定試験で
 ワンランク・アップに合格したことです!
 最近はアルパのソロ活動にも勤しむアキコ、
 インドアもアウトドアも精力的(メンバー最若手)。
 また、ケーナ、パーカッションの桑原則子は、
 複数の演奏グループで活動しています。
 小林隆雄・洋子もうかうかしておれず、
 昨年の決心をなんとか熟成させようと、
 プチ・モダン和声の研究と声のリハビリ中です。
 クアルテートでもトリオでもドゥオでもソロでも、
 あらゆるケースでOKなように……
 などと考えるとワクワクするのは、
 私、隆雄の悪いクセ、
 できるかできないかは運次第!
 さて、2015年は面白い展開が待っているかな?
[YI]...



 2015


2015年1月30日(金)。今年も、特定非営利活動法人「あかり」さん(久喜市)が開催する“第16回ホットハート・フェスティバル”への参加が、中南米音楽フーマの演奏初めです。
上にも書きましたが、冬場のアルパ・アキコは仕事以外はスキー場シフトで、4人での練習は間遠になりがち。でもこの行事……障害をもつ人たちがそれぞれの施設で作った製品を展示即売、障害をもつ人ももたない人も手を取り合い仲良く暮らし続けたい、それにはお互いをよく知ることが大切で、その出会いの場として開催する催し……は、私たちにも意義深い大切な場であります。アキコも山から下りてきて演奏。練習時間が不足していても新曲にチャレンジするのがフーマのならわし( !? )です。
去年の後半からボンボに目覚めたアキコについては、タカオは手ぐすねをひいて下界に落ち着くのを待ち、サンバにクエカ、ガート、チャカレーラ、ビダーラと、伝授の機会をうかがっています。そのほかにも腹案があり、次第に実現させていくことができるでしょう。

アルパ・アキコが本格的に下山するのは、ゴールデン・ウィーク。
それを待っていたように毎年演奏させていただくのが、川口緑化センター樹里安の“花と緑の祭典”でのステージです。
今年も天候に恵まれ……というより、夏のように暑い5月4日(月・休)でした。
今回は例年以上に欲張り、午前・午後の14曲のプログラムのうち重複はコーヒー・ルンバ1曲だけ。アンコールを含めて15曲の演奏となりました。毎回悩むセルフPAに今回も悩みましたが、尻上がりの出来になったのではないかと、自分を慰めています……。





6月12日(金)。“ホットハート・フェスティバル”は17回を数え、フーマは今回も演奏させていただきました。この行事は主催の特定非営利活動法人「あかり」さんはもとより、参加されている周辺地域の施設、作業所の利用者さん職員さん、運営のいろいろな分野をサポートされる多くの皆さんの力によって続けられていて、いつも頭が下がる思いです。コンサートは、毎回音響を担当してくださるシンガーソングライターの市川和男さん、撮影を担当してくださる橋本俊男さんに支えられています。橋本さんは長年のフォルクローレ仲間。よし、今回は彼を舞台に引っ張り上げてしまおうと……。エクアドルのサンフアニート1曲だけだったのですが、隆雄の目論見どおり楽しそうにボンボを叩いてくれました。あかりの職員さんたちも、橋本さんが演奏をされる方だったなんて! とサプライズ。






6月28日(日)は夏のクルブ・フーマ。「食と音楽」の、ほとんど会員制のクラブ活動みたいな“お楽しみ音楽会”ですから、皆さんリラックスされていると思うのですが、いやいや、ここで新曲の仕上がり確認や上演直前のプレ・ステージのようなグループもあって、それなりの緊張感です。半年の間のサウンドやアンサンブルの変化も感じられ、毎回興味深いです。チャカレーラも久々に全員で踊りました。

午前中の調理室は……。昼食は、サバ・サンドとコーンクリーム・スープ。演奏後のおやつは、天板ケーキと“どんぐりコーヒー”。その他仕込み品やメンバー差し入れの果物類=スイカ、さくらんぼ、リンゴ、これまた差し入れの豆乳チーズケーキやパン! 安上がりのメインより贅沢な食べ物群が、午前も午後もずらり。
さて、メインの“サバ・サンド”ですが……。ずいぶん前のこと、TVでイスタンブールの波止場のサバ・サンド売店(サバの網焼きがダイナミックなんです)を見て、無類のサバ愛好者隆雄がとりつかれてしまいました。サバやパンの素材を変えながらわが家で試作を繰り返し、気に入ったものができました。フーマの練習日やお客さんにも試食していただくと案外評判が良く、事前リサーチでもサバが苦手という声はなかったので、メニューにしました。(最近ではTVの「よるTモリ」でも紹介されてます)。
今回は特に手軽に作れるものでしたので、わが家のレシピ?を紹介します。興味のある方はぜひお試しを! ちなみに上等な生サバや高価な塩サバより普及品、廉価な冷凍塩サバがお勧めです。バケット(フランスパン)も本格的で高価なものより、少し柔らかめの普及品で。あとはトマトとレタス。サバの塩気と油分だけで味付けいらず、コスト・パフォーマンスはグー。
お気に召したら病みつきに。



   (photo by Akiko & T.Hashimoto)

●サバ・サンドの作り方
塩サバの両面をグリル又はオーブンでこんがりと焼く。半サイズのバケット(ソフトタイプがおすすめ)を半割にし、フライパンで両面をカリッとカラ焼きする。焼いたサバ&レタス&トマトをはさんで、あっという間に完成!
    (補足 : 魚の骨が苦手な方は、焼く前にエラの部分と腹骨を切り落とすと良いです)
●簡単!天板ケーキの作り方(1枚分)
ホットケーキミックス(300g)、砂糖(1カップ)、卵(3個)、サラダ油(1/2カップ)、牛乳(1/2カップ)、バナナ(2本をフォークでつぶす)をすべてボールに入れて良くまぜる。オーブンシートをしいた天板に流し入れ、表面に缶詰の黄桃をスライスして並べる。170度に予熱したオーブンで25分焼くと、ツヤのある黄金色に出来上がる。


なお今回のクルブで隆雄は“チャカレーラ塾”の再稼働を宣言。さて、どうなることやら……(というわけで下段の記事)。



10月4日(日)、障害をもつ方々の生活支援を行うパーソナル・アシスタント・サービスの魁、「ノック」さん(上尾市)の20周年記念の行事にお呼びいただきました。
お三方の女性がノックの設立準備をされている頃に知り合ったのですが、音楽仲間としてのお付き合いもありまして、ノックの森山さんが所属するフォルクローレ・グループインティ”の演奏に続き、フーマも演奏させていただきました。
アット・ホームな雰囲気にうれしくなり、バイオリンを弾きながら走り回ってしまいました。走り回るとだいたい演奏の方がおろそかになってしまうのですが……。

11月14日(日)、昨年に引き続きドゥオ・マティス、フーミン&アスキータとご一緒に、水戸・笠原市民センター開催の文化展の企画、「芸術鑑賞会“アルゼンチンの歌と踊り”」を上演しました。昨年観客のオバさまたちに大ウケした幼きダンサー、佐藤ゆうたくんは、「あら、4歳になったのね!」「かわいい〜!!」の相変わらずの声援に応え踊りました。
私たちフーマは、今回はチャカレーラ塾としての企画で、洋子と隆雄でサンバ、亜希子と隆雄でチャカレーラを踊り、さらにお客様を呼び出してチャカレーラを踊っていただくという、隆雄念願の「歌って踊って躍らせて……」のチャカレーラ塾がようやく実現しました。お客様も、子どもたちを交えて6、7名ほど参加くださいました。事前に笠原市民センター長さんには、「今年はぜひ踊ってくださいね!」としつこくお願いしたこともあって、出てきてくださり、最初はテレながらでしたが次第にノッてきて、やがて大盛り上がり、客席は大喝采。本当にありがとうございました。




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