年が変わっても相変わらずのフーマ、
 隆雄の“新ネタ”志向はとどまるところを知らず
 レパートリーのみならず新楽器を次々と投入の気配。
 でも新たに手に入れたものではなく
 30年以上にわたって集めた、ほとんどが普及品。
 おもちゃのようにして遊んでいたのですが、
 それではやはり楽器がかわいそうと
 少しずつ人前に晒すことにしました。
 聞いていただくお客様にはご迷惑、
 フルートを半ば強制された洋子は当惑、
 メンバーからは「また変わったの !?」と……。
 でもそれがフーマの流儀。
 どうぞご容赦ください。

[Y]...



 2014


2014年1月31日、特定非営利活動法人「あかり」さん(久喜市)開催の“第15回ホットハート・フェスティバル”に今回も参加させていただきました。
この催しは、障害をもつ人たちがそれぞれの施設(今回は17施設・作業所等)で作った製品を3日間にわたり展示即売するものですが、障害をもつ人ももたない人も手を取り合い仲良く暮らし続けたい、それにはお互いをよく知ることが大切で、その出会いの場として開催する……というものです。
かつて、全く同じ趣旨で23年間「アンデスのひびき(2007年終了)」を企画運営してきた私は、この事業に参加させていただき少しでもお役にたてることには胸に迫るものがあり、深く感謝しています。ますますの充実発展をお祈りします。

 片岡一夫さんが撮影してくださいました。
 左からシンガーソングライター市川和男さん(音響でいつもお世話になり、迷惑をかけています……)
 タカオ、ヨウコ、ノリコ、アキコの4人がフーマ、右はいつもビデオ撮影の、クルブ仲間の橋本俊男さん。

さて、肝心の演奏はというと、いつも聞いてくれる音楽仲間の評はちょっぴり辛口、自分では良くできたものとそうでなかったものが半々だったと反省しています。洋子のフルートについては前ページに書きましたが、私も実は35年ほどオモチャにしていたチャランゴ初披露。全員そろっての練習が今回のステージまで2ヶ月ほど一度もできず、アンサンブルの練りこみという最も大事にしたい部分が不十分、という無謀さも祟ったのかもしれませんね。
さらに私について言えば、いつものように、パサカージェ(エクアドルの舞曲)をバイオリンで弾きながらステージを飛び降りると、あれ? 何か違う? お客様はほどよくあったまっていると思っていたのですが、去年はノリノリで一緒に踊ってくれた若い人たちがほとんどいないのです! それもそのはず、演奏は午後5時からでしたので、それぞれの施設のお店で仕事をされていた利用者さんは、ほとんど帰られたあとだったのでした。それに気づいたときはもう遅い、バイオリンはグチャグチャ、私のステップもグチャグチャ。でも、亀の甲より年の功でなんとか弾き切りました。
冷や汗でしたが、アンコールまでいただいて……。パラグアイの名曲チョグイ鳥をアキコのアルパに乗せてケーナを思い切り楽しく(悲しい“伝説”の曲なのに)吹かせていただきました。


これはフーマではありませんが、去年からクルブ仲間の片岡さんと音楽遊びをしていまして、片岡さんは若いときからのカントリー、フォークソングの大ベテラン(さらに現在はS市の混声合唱団の責任者でもあります)。フォルクローレ以外でも一緒に何かやれるかなという話になり、隆雄も青年時代に愛聴していたPPM=ピーター、ポール&マリーのスタイルで歌ってみることにしました。洋子はアメリカン・フォークソングは未経験ながら、速成で「虹と共に消えた恋Gone-The-Rainbow」を……(昨年11月のクルブ・フーマにて)。





2014年4月6日(日)、“第2回ハートフル広場 in 桶川マイン”に参加させていただきました。桶川市内の、障害をもつ人たちの作業所・施設等のブースが並ぶ一角のステージで、午前・午後の2回演奏しました。私(隆雄)がアレンジをしょっちゅういじくるためフーマは完熟に至るのが難しいのですが、この日は温かく見守ってくださる中で落ち着いて楽しく演奏できました。オフマイクのセットのため動画(下)では音声の明瞭さが少し不足しているかも知れませんが、お客様には生音も交えてお聞きいただけたものと思っています。フーマは桶川の音楽仲間との縁も古く深く、この地で演奏させていただけてとてもうれしく思いました。
(4.5〜4.6 主催:ハートフル広場実行委員会 協力:桶川市地域自立支援協議会、桶川市、桶川マイン)     



 
5月6日(日)、今年も川口緑化センター樹里安の“花と緑の祭典”にお招きいただきました。今回は午前・午後の2ステージで重複しないようにと、欲張ったプログラムとなりました。樹里安は東京外環道の下の道から入る道の駅(川口市安行領家)で、巨大な温室?の樹木や草花に囲まれた演奏です。グリーン好きの方にはたまらない施設、お近くを通りかかったらぜひお立ち寄りいただきたいスポットです。



6月29日(日)は恒例の夏のクルブ・フーマ。今回は生地に豆腐を練りこんだ“変わりトルティーヤ”を中心に、手作りシュークリームや果物に囲まれておなかいっぱい、午後は音楽でおなかいっぱい。
7月6日(日)は「あかり」さん主催の“第16回ホットハート・フェスティバル”に参加させていただきました。フーマはいつもは金曜日か土曜日の出番でしたが、今回は初めての日曜日の演奏で、お客様の多さにたじたじ……。新曲の仕上げはかなり危うかったですがグッとくる演奏を心がけました。うまくいったかどうかは別ですが。


さて、この8月から智詠が(ただの)フーマに復帰します、しかも夫婦で。といっても埼玉に帰ってくるわけではありません。親子二代二組の夫婦で埼玉と愛媛の遠距離オンライン練習、アルゼンチン音楽のコーラスをやろうと。早速ぼくは計画で(妄想で)頭が一杯。フーマの“やり残し”をなんとか実現したいです。でも人前で演じる機会などはそうはなさそうです。それでも(ただの)フーマが再起動できるのはうれしい。 フーマの“やり残し”→1ページ目のここBをご覧いただけたら……)
まずは、大好きなのにこれまで手を付けられなかった「青のサンバ」、30年以上前にやりかけた「ロサーノのサンバ」のプチ・モダン化アレンジ、ビダーラなどから始めていこうと考えています。
もちろん中南米音楽フーマは、これからも中南米各地の音楽を愛好し続けていきます。





すっかりおろそか状態に浸っているうち、年が変わってしまいました。が、記録だけは残しておきます。
11月8日(土)、ドゥオ・マティス(下河辺寿子さん・萩原繁さん)のお誘いで、水戸・笠原市民センター開催の文化展に参加させていただきました。「芸術鑑賞会“アルゼンチンの歌と踊り”( !! )」というコーナーで、ドゥオ・マティス、ダンサ・エレンシアとともにフーマも精一杯演奏してきました(私たちは今回は踊りませんでした)。3歳のさとうゆうたくんのナイフの踊りは、観客のオバさまたちに大ウケ!
11月24日(月・休)のクルブ・フーマは”フィデワ”=細いパスタを使ったパエリアを作り、午後はいつものとおり楽しく演奏。
12月8日(月)、アルパ・アキコのご縁で、菖蒲文化会館アミーゴ(地域の文化活動)のクリスマス会にお招きいただきました。

11月以降、上記のとおりヨウコとタカオのドゥオはプチ・モダン・ハーモニーのコーラスに取り組んでおり、未完成ながら人前での披露に努力、アキコもノリコもそれぞれアルパやケーナのソロ曲を演奏するなど、徐々に芸幅を広げて ?? います。



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